後から調べたら、第1回めのチャレンジは、平成7年でした!
なんとこの年は
合格点 28点
合格率 13.88%
受験者数 249,678人
という超難関な回だったんですね・・。まあ、落ちても仕方ないか!
皆さんも経験あるでしょうが、試験中、わかんなくて適当に答えを書いてる時って、つらいもんです・・。
もう二度と受けるまいと思い、記憶から消去しました。
22年の時を経て、再びチャレンジを決意!
そして、時は流れて・・
サラリーマン生活も長くなり、気がついたら既にアラフィフ・・。
銀行員としては、もう後期高齢者ですね(笑)。今までの銀行での苦労が走馬灯のように、頭をめぐり始めていました。
ボクは主に、銀行では融資・法人営業部門を歩んできて、それなりに実務経験も積んできていましたが、「これだ!」という武器がなく何か専門性が欲しいと考えていました。
そこで、
「よし!ここらで、仕事人生のセカンドステージを見据えて、何か資格でもとるか!」
と思い立ったわけです。
この時点で持っていた主要な資格といえば、せいぜいFP2級、TOEIC730点くらいです。
じゃあ、何にしよう?と考えた時に、かつて挫折した「宅建士」が頭に浮かびました。
「不動産担保なんかの取り扱いで、昔よりはるかに実務経験積んでいるし、あの頃(前回受験時です)とは違う!少し勉強すれば出来るだろう。それに、再就職にも有利なんじゃ?」
と、妙な自信を持って、再度「宅建士」にチャレンジすることにしました。
そして、平成29年度試験へ!(リベンジ第1回)
準備には時間をかけようと思って、約1年前くらいに市販の参考書を購入して勉強をスタートさせました。この時点では、不合格となるとは、ほんの少しも考えていませんでしたね。
「まだ10ヵ月以上あるじゃん。まんべんなく、かつ繰り返し勉強できるな・・。」
と思ってました。
今思えば、ここに一つの落とし穴があったのです。それは、
「まんべんなく・・」というくだり。(「繰り返し」はOKです。)
宅建試験はだいたい、以下の問題数で計50問でます。
権利関係 14問
法令上の制限 8問
税金やその他 3問
宅建業法 20問
免除科目 5問
これのすべてを「しっかり」やろうとしてしまったんですね。
勉強するとわかるんですけど、「権利関係」はメチャ難しいです。銀行でそれなりに実務経験があるボクでも、「内容の大まかなところは経験を通じてわかるが、問題は解けない。」というものでした。
税金なんかも、出題比率は低いのに全力投球してしまったんですね。
それでも、参考書を何周かやり、まあいけるのでは・・という甘ーい気持ちでリベンジ第1回に臨みました。
しかし!
試験終了後は、「全くできなかったっす・・。」というのが正直な感想でした。
落胆しつつ、帰路につきました。この時点で早くも来年の再リベンジを決意していましたね。
「あと1年間もあるのか・・。長すぎ!」
とおそらく手応えなかった仲間(笑)の皆さんと、おんなじ気持ちでした。
起こるか奇跡!自己採点!
落ちている事は確信していましたが、レベル感が知りたかったので、サイトで自己採点できるかなあと思い、ネットでいろいろ調べました。
そこで見つけたのがこのサイト(みなさんもお世話になるのでは)!
まあダメだろうなーと、なかばヤケ気味に自己採点をスタート。
そしたら、
「あれ、意外と〇が続くな。適当にマークしたのに・・。」
「あれあれ、これ結構いいペースじゃね。」
「合格点って確か7割以下じゃなかったっけ?これはもしや・・。」
自己採点結果は
何と34点!!
「これはもしかすると・・・。」
と、その時は思いました。
ここから、上で紹介したサイトの、最新の予想合格ライン(有名予備校や、著名な先生方の予想です)一覧とのにらめっこが始まりました。
これ、見るとわかるんですけど結構ばらけます。
この時は確か最多が34点(ボクの点ですね)、次が33点、その次が35点でした。
「ウォー!奇跡だ!これは合格したでしょ!」
この時は本当に震えましたね。手汗もすごかったです。
そして、12月の合格発表を待ちます。
運命の合格発表(リベンジ第1回)!
合格発表の当日は、仕事に行ってましたので、発表時間に席を立ち、スマホ片手にトイレの個室へ・・。
結果は
不合格
正直、「うそでしょ・・。」と思いました。何度も自分の番号を探しましたがありません。
この時の気持ちを、今でも忘れる事はできません。
放心状態ですね・・。(同じ経験をされた同志もいるでしょう。)
放心状態のまま、何とか合格点を調べると、何と!
35点
この時は、やり場のない怒りやくやしさが、ごちゃまぜになった複雑な感情になりました。
でも今思えば、受かってもこれは「まぐれ」だし、しっかりと詰めの勉強が出来ていなかった自分自身のせいである事はまちがいないんですね(笑)。
あとからわかるんですが、合格までの長い道のりで、実はここが合格に肉薄した最大のクライマックスでした・・。
では、長くなりましたんで次回へ続く!
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