銀行員のボクが、やっと宅建士に合格した話【その3】

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キャリコン銀行員

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前回の不合格から1カ月くらいは放心状態でしたが、気をとりなおして、また学習を始めました。

宅建の試験は年1回なので、この点も受験者を苦しめますよねー。

かなりの精神力が要求されます。

何かで読んだんですけど(忘れた)、宅建の合格率って、確か3回目のチャレンジあたりから下がっていくらしいですね。多分、みんなあきらめていってしまうのかなあ?

しかし!ボクはあきらめずに再度の(再々?)トライを決意します。

いざ!平成30年度試験へ!(リベンジ第2回)

今回は、いろいろと宅建試験の傾向なんかも自分なりに分析しました。

「宅建業法」に力を入れてここを完璧におさえるのが、王道のようです。

「権利関係」はわからないものはいつまでたってもわからないし、割り切って勉強しました。

しかし!

年齢によるものかはわかりませんが、暗記力・集中力の低下?に苦しめられる事になります。

普段なじみのない法令なんかは、全く頭に入ってこないんですね。

それでもめげる事なく、勉強を継続、リベンジ第2回(計3回目)の試験に臨みます。

受験後の感想は・・。

「なんとも言えねえ・・。」

でした(笑)。

手応えという意味では、ヤマ勘で解いた前回と違い、それなりに出来ていたとは思います。

ただ、それなりに勉強をしていたがゆえ、「できなかったところ」も多く認識できてしまい、このような気持ちになったわけです。

某大学で受けたのですが、きれいなキャンパスを歩きながら「これはまた来年もあるかな・・。」と少し考えてしまいました。

自己採点!緊張のひと時。

緊張の自己採点結果は、

34点

そして合格ライン予想をネットでチェック。https://takken-sokuhou.com/kako.html

最多予想36点、その次37点、その次35点・・・。

不合格を確信しました。なにせ、34点予想がひとつもないもので・・。

この時は一瞬、「もうやめようかな。」とう思いが頭をよぎりました。

「一生懸命やった結果だし」「この試験に向いてないんだな」「業務でどうせ使わねーし」等など、無理矢理に自分を納得させようとしました。

そして実際、合格発表も見ず、しばらく何もしませんでした。(当然不合格でしたが)

この時の気持ちは、モヤモヤモヤモヤです(笑)。

「もっと工夫して出来たのでは」「詰めが甘かっただけでは」「今まで勉強したことがもったいないな」

などの気持ちに次第に変わっていきます。

このままでは終われん!

という事で(笑)、またまたチャレンジを決意!

2~3ヵ月は「どうしようかなー」と迷っていたと思います。

でも、「モヤモヤ感」はどうにも気持ちが悪く、勉強をしている時はそれなりの充実感(なにせ、ここまで真剣に勉強に取り組んだのは大学受験以来です)があった事もあり、挑戦を決意します。

「さすがにここまでの蓄積もあるし、次回こそは・・。」

という気持ちもありました。

それに、宅建勉強の副産物として一番大きかったのが「勉強の習慣化」です。

(この習慣化の恩恵で、TOEICの勉強も同時に始める事になります。でも、今思えば「二刀流」は宅建士合格まではやめておけばよかったかな・・。どこか別の記事で発信しますね。)

これをムダにはできないぞ、と思いました。

リベンジ第3回(計4回目の試験)に向け、学習スタート!

今回は、参考書、問題集に加え、過去問集も取りそろえ、勉強を開始します。

お気づきの方も多いと思いますが、ボクはここまで「過去問」の重要性について書いてないですよね。

あんまりやってなかったからです(笑)。

過去問って、めちゃくちゃ大事でここから始めてもいいくらいなんですけど、

自分の実力のなさがつきつけられるようでヤダ。

参考書、問題集を完璧にしてから仕上げで。

という、深層心理?が働き、今まであまり注力していなかったんですね。

これは絶対ダメです。過去問はマストです!

試験で良い点とったり、資格試験に受かる人って過去問の使いかたが非常にうまい人だと思います。

最終的に合格点とればいい訳であって、過去問で良い点とる必要はないんですね。

本番形式の真剣勝負でやって、はじめて見えてくるものがあります。(まあ、ボクは本番をここまで3回うけているんですけど(笑)。)

解きっぱなしはダメで、それだったらやらない方がマシ。理解できていなかったところ(まぐれでの正解も含む)の徹底復習が大事ですね。

ボクはこの本質的なところがわかっていながら、実践できていませんでした。

で、先ほども書いたんですがこの年、TOEICで高得点とるぞ!となぜか思い立ち、「二刀流」で臨んでいました。

年齢的な事もあり、「今しかない!」と焦っていたんでしょう・・。無謀ですね(笑)。

何回も試験受けて、何年もやってんだから、半分の勉強時間でも大丈夫!との油断があったのかなと、今にして思います。

そんなこんなであっという間に時は過ぎ、いよいよ自身4回目の試験がやってきます。

そして、リベンジ第3回(計4回目の試験)へ・・!

さすがにこの時には、過去問の大事さも認識していました。

試験1ヵ月前くらいから、やってみましたよ(うち、2回分は自分も受けた試験ですが(笑))。

しかし何と!

各々の年度の、合格点ギリギリか、それより少し足りないくらいしか出来ないではないですか・・💦

この時、問題演習、過去問のやり込みをもっと早めに始めなかった事を

「何やってんだ自分!もう間に合わんわ!」

と心の中で大変後悔しました。

いわゆる「勉強したつもり」「わかったつもり」になって、「実践的に解ききる力」が全くついていなかったんですね。

でもあきらめずに残りの期間を頑張り、いよいよ試験会場へ・・(前年とおんなじ会場でした)。

試験会場には、資格専門予備校の人がたくさんいて、「最期の確認シート(兼うちの予備校においでというチラシ)をくれます。

それを見て確認して、直前まで粘りました。

手応えは・・?

試験がおわった瞬間、というか途中から「不合格」を確信しました。

宅建はマーク式の択一なんですが、ふたつまでは絞れてもそこから先の確固たる判断が出来ない・・という問題が続きました。

この時は、もうあきらめの境地でしたね・・。

「なんで過去問をもっとやりこまなかったか」「TOEICとの二刀流をやめて集中していれば・・」「もうやめようかな」と、試験中にもかかわらず色々な思いが頭の中をめぐり、泣きそうになりました。

帰り道で、前年と同じ会場の大学のキャンパスを歩きながら、

「またかよ・・。」「この試験って、ホントに受かっている人いるのか?」「でもこの歩いている人のうち、ほとんどは落ちてるんだよな・・かわいそうに(自分もな!)」と訳わからない事考えつつ、帰った事を覚えています。

この回は、帰ってからの自己採点も、解答速報を見る事も一切しませんでした。それほど「不合格」を確信していたからです。

「今までで、一番出来んかった・・。もう無理。あきらめよう・・。」と思いました。

そして、12月に合格通知は届きませんでした・・・。

そう、4回目の「不合格」です・・。

長くなりましたので、続きはまた!

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