リスキリング銀行員がキャリアコンサルタント資格取得にチャレンジ その2

こんにちは!キャリコン銀行員です!
キャリアや学びなおしについて発信します!
キャリコン銀行員

国家資格キャリアコンサルタントの銀行勤続30年サラリーマン。
50歳頃から、学びなおし、リスキリングを開始!
資格取得の方法、キャリア、英語学習法など、有益な情報を発信していきます。
【保有資格】
・国家資格キャリアコンサルタント
・TOEIC905
・宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
・ITパスポート
・2級ファイナンシャルプランニング技能士、AFP
・中小企業診断士(科目合格:企業経営理論・財務会計・経営法務)

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ずいぶんと久しぶりの投稿になりました・・。

そうこうしているうちに、何と!

キャリアコンサルタント養成講座(全12回)のうち、8回まで終了してしまいました。

これまで学んできたこと、ざっとまとめたいと思います。

ここまで学んできたこと、ためになったこと

前回、キャリアコンサルタントとはなんぞや?的な記事を書きましたが、実際どういう事を勉強したかというと・・・

クラスはだいたい、20名くらい。年齢層や職業はさまざまで、男女半々。意外だったのは、理系の方がわりといた事です。

最初に軽くクラス内で自己紹介。ここでは、「何で、この資格取得を目指すのか」「何の仕事しているのか」といった内容でした。この自己紹介で、かなりモチベーションが刺激されました。

みなさん、部下のマネジメントや自分自身のキャリア形成、若手指導などで結構大変なご様子でしたが、「勉強するぞ!」という意気込みがヒシヒシと伝わってきました。大学受験の予備校時代を思い出しました。ボクはアラフィフですが、この年で職場以外の真剣な場に身を置けるだけで、非常に価値あるな・・。というのが最初の感想です。

ここまでで、よかったなと思う事は、以下の点です。

  • 職業、年齢ともバラバラな人たちと出会えて、刺激を受けた。
  • ボンヤリしていたキャリア理論が体系的に学べる。
  • ロールプレイングで、「傾聴」の難しさを知った。

キャリア理論(難しいが役にたつ!)

後輩や部下がいる方なら、社会人、学生に限らず、「どう指導したらよいやら・・。」「相談の乗り方わからない・・。」というお悩み、多いと思います。

多分自己流で「ああしろ、こうしろ」「オレ(ワタシ)のときは・・」などのやり方がほとんどじゃないですか。

これはたいていダメなやり方なんです。ボクも自分でこういうアドバイスされると「ふーん・・で?」と軽く受け流していました。

キャリアコンサルタント(以下、キャリコンとしますね)は「専門家」なので、理論の背景があって相談を受ける必要があるのです。

キャリコンは、相談者(以下クライエントとします)の

「自己理解」

「抱えている問題の解決」

に向けて、理論の裏付けを持って相談にのります。

この理論が、結構「目からウロコ」なんです。

詳しく書くとキリがないんですが、パーソンズさんの「特性因子理論」やら、ホランドさんの「6つの性格タイプ」やら、スーパーの「ライフキャリアレインボー」(人生の役割はいろいろなんだけど、役割を果たす事で自己概念(自分をどうとらえているか)実感するんだよ・・)などなど・・。

ぼんやりと頭では意識していたような事が、きっちりと学問として体系化されているんです。

ボクもそれなりに年齢を重ねているんで「なるほどなー・・。」と非常に興味深かったです。

傾聴ロールプレイング(これが結構しんどい・・)

みなさんも苦手じゃないですか?まだ知り合って間もない人と「キャリコンとクライエント」の関係で、マンツーマンで15分もロールプレイングするんですよ・・。

よく新入社員研修なんかでやるあれです。

テーマは「子育てと仕事の両立に悩む女性」やら「会社から早期退職をせまられた中高年」やら様々なんですが、これのキャリコン役がしんどい。

何がしんどいかというと、キャリコンの最も重要なスキルである「傾聴」が驚くほどできないんです。

特に「若者支援(就職や転職に悩む若者)」のケースなんか、つい「アドバイス」しちゃいたくなるんです。先回りして。

でも、これは絶対ダメなんです。

まずは徹底的に相手の言う事を「受容」して「共感」しなくちゃならないんです。これやってみるとわかるんですけど、つらすぎます。相手の話をよく聴く「傾聴」がこんなに難しいとは・・。

クライエントの側からすると、これ(傾聴)やってくれると、かなり気分がいいんです。つい余計な事までしゃべってしまう。しゃべってる中で「あれ?」といろいろ自分で気づく事が出てきます。なるほど・・。

15分のロープレが終ると。ヘトヘトになります。現場のキャリア相談は50分程度だそうで、「マジか・・」と思いました。

この資格について思った事

長くなったので、とりあえず今回はこの辺で締めたいと思います。

この資格って、「人の生き方、考え方に伴走する意義ある技法を学ぶ資格なんだな・・。」と今感じています。

それに、「傾聴」なんて、家族や友人や、スポーツの指導者や、学校の先生など、様々な場面で非常に大切で有用だなと感じました。

特に夫婦間で・・(笑)

ではまた次回!

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