人気の資格「宅建士」!受験を考えてる皆さんも多いのではないでしょうか?
国家資格の士業の中では比較的とり易いと言われていて、取得した後も、「使える資格」として有名ですよね。
ボクも最初は「これいいじゃん!」と軽ーい気持ちでチャレンジしました。
そこから泥沼にはまるとも知らずに・・。
宅建士試験に合格、そして宅建士として登録するまでを振り返ってみたいと思います。
現在挑戦中の皆様のお役にたてればうれしいです!
宅建士ってどんな資格?
宅地建物取引士資格試験(宅建試験)とは
宅地建物取引業を営もうとする者は、宅地建物取引業法(以下「宅建業法」といいます。)に基づき、国土交通大臣又は都道府県知事の免許を受ける必要があります。免許を受けるに当たり、その事務所その他国土交通省令で定める場所ごとに、事務所等の規模、業務内容等を考慮して、国土交通省令で定める数の成年者である専任の宅地建物取引士を置かなければならないとされています。
宅地建物取引士になるためには、まず、宅建業法で定める宅地建物取引士資格試験(平成26年度までは、宅地建物取引主任者資格試験)に合格しなければなりません。
試験は、宅建業法第16条の2の規定に基づき、昭和63年度から当機構(一般財団法人不動産適正取引推進機構)が、国土交通大臣より指定試験機関として指定を受け、各都道府県知事の委任のもとに実施しています。
https://www.retio.or.jp/exam/exam_detail.html
上記は、「一般財団法人 不動産適正取引推進機構」のHPからの引用です。
何か難しいですよね。ざっくりいうと、
- 不動産屋さんには、宅建士(宅地建物取引士)を置かないとダメ。
- 宅建士にしか出来ない業務がある。
- 宅建士になるには、年1回の試験に合格して、かつ登録する必要がある。
- 合格率は15~17%程度。年間20万人くらい受ける試験。
って感じですね。
なんで宅建士にチャレンジしたか?
ボクは銀行員でして、まず第一に考えたのは「これは業務上、役に立つんじゃないか?」という事です。
宅建のテキストを見たときに、「抵当権」「相殺」「不動産登記簿」・・などなど、実際実務で使っている内容が多く含まれている事に気づきました。
「国家資格もとれて、業務にも役立つ!なんか自慢も出来そうだし、これだ!」と思いまして。
実際、会社も取得を推奨していたと思います。
それに、仮に今の仕事を辞めても、この資格持ってれば食うに困らないかな、と思ったのもあります。
その時は、「まあ、しっかりと半年くらい勉強すれば受かるだろう・・。」くらいの軽い気持ちでいました。違いましたね・・・。
最初のチャレンジ
というわけで、試験に申し込みました。
何か最近の話っぽいですが、実はすごい前です。確か、平成ひとケタの時代だったと記憶してます。
「まあ、実務で権利関係やってるし、宅建業法なんかも直前の丸暗記で十分いけるだろう!」
そして、たしか「ズバ予想宅建塾」だったと思いますが(記憶はあやふやですけど・・)、購入して半年くらい大した時間もかけずに勉強して試験に臨みました。
結果は
「不合格」
あたりまえですね…。だって、参考書1冊のみ、しかもたぶん1周か2周しか読んでなかったんですから・・。
当時の合格率は15%前後で、合格ラインは33点程度だったみたいです。
受けた瞬間に、不合格を確信して、ほとんどマークシートの塗り絵でした。
対策をしっかりとしてなかったので、当然といえば当然なんですが、実務の知識が全く通用しなかった事にガク然とし、
「もういいや!不動産業でもないし。持ってなくても支障なし!」と無理やり自分を納得させて、この時は宅建試験をあきらめ、逃げちゃいました・・。
しかし何と!
このとき一緒に、しかも同じ教材で同じ期間勉強していた彼女(今の奥さんです(笑))が、何と一発合格したんですね。これには
「あんな難しい試験を・・。しかも全然畑違いの仕事してるのに・・。信じられん!」
と思い、さらにヤル気が失せました(笑)。
「あの参考書の暗記で、十分対応可能だったよ。試験は暗記だよ!」
「天才か!」とマジで思ったのはいい思い出です・・(笑)。
つまり「ズバ予想宅建塾」の名誉の為に言うと、非常に良い本だったんですね・・。
では、長くなりますので、続きはまた!
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