「なかなかTOEICの点数が伸びないなあ・・。」
「英会話スクールにも通って、勉強してるんだけど・・。」
こんな思いをしている方、多いですね。ボクもそうでした。
理由は単純です。
- 単語力が足りない。
- 文法の基礎が出来ていない。
- そもそも、勉強時間の絶対量が少ない。
これだけだと思います。
ボクの経験を踏まえて、記事を書いてみます。
記事を書いているボクはこんな人
現役の地方銀行勤務のサラリーマン。国際業務経験なし・留学どころか、英語圏への旅行経験もなし。
英語はもともと大の苦手(高校在学時、英語模試偏差値37・社会人で、英検2級不合格)。
TOEIC(当初)500点前後 → 独学で、(現在)905点。
単語・熟語の必要量は足りてますか?
語学を学ぶ上で、そもそも単語量が少なくては上達は難しいです。
小学校から高校までで習得する5,000語程度の英単語の習得がまずベースとなります。
おそらく、目標スコア500点~600点くらいでしたら、ここまでで何とか対応可能だと思います。
上級レベル(800点以上)を目指すのであれば、8,000~10,000語は必要でしょう。
教材は、市販の「自分に合う」ものなら何でもいいと思います。
ボクは、有名な「金のフレーズ」や「スタディサプリ」を使いました。多義語が大事とよく言われますが、まずは主要な意味を優先的におぼえる事に時間を使って下さい。
単語は、キツイかもしれないですが暗記あるのみです。
文法の基礎習得は、避けて通れません!
文法については「意味ないよ」なんて事を言う人がいるかもしれませんが、
「絶対に必要です!!」
そもそも、英語ネイティブでもないぼく達が、何の設計図、羅針盤もなくして英語を習得できるはずがないです。
聞き流すだけ、ただ量を読むだけ、ではおそらくとてつもなく長い時間がかかります。
文法がわかっていれば、文の仕組みや構造がわかるので、はるかに上達は早いです。
文法は間違いなく、非ネイティブのぼくらの「英語説明書・設計図」の役割を果たします。
TOEICで600点以上を目指したいなら、高校レベルの文法は完璧とはいえないまでも、8割方理解しておく事が必要です。
有名なTOEIC関連の文法問題集(特急シリーズなどですね)を最低でも3~5周まわせば、大丈夫でしょう。
特に意識すべきは、主語はどれ?動詞は何?目的語は?などの文の構造をつかむこと、TOEICで超重要な「品詞」の区別(動詞、形容詞、副詞・・。)です。
ここはつまらないかもしれないんですが、踏ん張ってください。
(なかには問題集マニアで「文法超スキ!」という方もいらっしゃいますが・・)
そもそも、勉強時間が・・?
どれだけTOEIC学習に時間を投資したか、自分で把握しましょう!
ラクラク600点!とか、1カ月で700点!とかよくありますが、大半の学習者にとっては、そんなにあまいものではないです。
一部の才能あふれる人や、帰国子女を除いては、「ラク」ということは決してないです。
高校卒業レベルで、TOEIC650点くらいとろうと思ったら、500時間は必要です。
毎日1時間勉強しても1年半くらいかかります。
学校卒業してから、1日1時間も勉強したことありますか?大半の人は、ないはずです。
英会話スクールや英語学校に通うのも、すごくいい事だと思いますが、行くことだけで安心してはダメです。+アルファでの学習時間の確保が絶対必要です。
スクールや学校に行くだけなら、せいぜい週2~3時間、多くても5時間くらいでしょう。
勉強時間の絶対量としては、全然足りないです。
時間のひねり出し方については別の記事で書きましたが、最低でも1日1時間は勉強して習慣化しましょう。
目標スコアによっても時間はかわってきます。
まとめ
- 単語の習得は基礎の基礎。ヒマをみつけて覚えることに集中しよう。
- 文法は非ネイティブのぼくたちには絶対必要!ここで踏ん張って!
- 時間の投資は大事。1日1時間の勉強時間は最低でも確保して!
まずは、紹介した参考書などで勉強開始です!
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