さあ、最後にして最大のヤマ場、Part7です。
このパートは、様々な形式の文書に関する問題が、計54問出題されます。
1つの文書に関する問題が29問、複数の文書(ダブルパッセージ、トリプルパッセージ)に関する問題25問の、計54問ですね。
TOEICにチャレンジして日が浅い方は、最後までこのパートをやりきる事はできないでしょう。
最初は、恐ろしいまでのボリュームに圧倒されると思います。
いわゆる「塗り絵」(マークシートを残り時間でひたすら塗りつぶすこと)に最後の数分を費やす方がほとんどですね(笑)。
だけど、英語力の底上げはもちろん必要ですが、ちょっとしたコツで、最後まで解ききれるようになります。
ではいってみましょう!
ぼくはこんな人です
地方銀行に勤務する、普通のサラリーマンです。
英語圏への渡航歴、海外業務経験、外国人との接点、海外留学経験など一切なし!
高校時代の予備校模試(英語)で偏差値37。大学のとき受験の英検2級不合格。
社会人時代は、仕事が忙しすぎて英語学習から遠ざかる。
長年の英語コンプレックスを打開すべく、TOEIC挑戦を決意。
当初500点前後からスタート。現在は独学(主に「スタサプTOEIC」)で905点まで到達!
まとめ
- 長文のつまみ食いはダメ!「きちんと頭から全部読んでから回答」の方が早い。
- 文章を頭の中でイメージ(映像化)。文字でとらえるより確実で、ひっかけ問題にはまらない。
- タイムマネジメントが一番試される正念場。解く順番は自分のスタイルで。
設問の長文は全部読もう(大変だけど)!
理由は
- 設問の長文は、最後までしっかりと読む。正答箇所を探して読む事は普通の人はムリ。結局は通しで読んだ方が速い。
- 理解不能な超難解な問題はほとんどない。状況さえイメージできれば、話の流れはわかる。
- 当然、知らない単語はある。ここは前後の文脈や全体の流れから仮定して先に進む。
つまり、普通レベルの長文を、いかに普通のペースで詰まらずに読んでいけるか、だけなんですね。
(ここは音読トレーニングが効果を発揮するところですね。)
全体を読み、どんな話かを大まかにつかめれば、驚くほど簡単に正解にたどり着ける問題も実は多いんです。
飛ばし読みや、問題文をまず読んで該当箇所を・・なんてやってると、とれる問題も間違ったりして、かえって効率が悪く感じます。
長文については、通読する英語体力を、音読を交えて鍛えるのが近道ですね。
ぼくが、スタサプと併用して使用した長文対策の問題集と、単語集を以下、貼っておきますね。
単語は、「金フレ」をマスターすれば、800点超えまで十分対応可能。
長文は「極めろ」シリーズ!スタサプの関先生が著者に名を連ねていて、質・量ともバッチリです(ただし、長文が苦手な人はやりぬくのが相当大変なので、ザっと1回流して、何回も回しましょう)。
TOEIC L&R TEST でる単特急 金のフレーズ 改訂版 出る単特急金のフレーズ [ TEX加藤 ]
極めろ!リーディング解答力 TOEIC® L & R TEST PART 7 [ イ・イクフン語学院 ]
話の内容を、頭の中で映像化!
文字だけを追うと、一度つまずいたときに全く話の流れがつかめなくなります。
英文で述べられている状況を、いかに頭の中に具体的にイメージできるかが大事だと思います。
リスニングのPart3,4でも同様なんですが、一字一句、正確に理解できなくても、イメージ化で頭の中に状況とストーリーが描ければたいていの問題は常識で解答に近づくことが出来ます。
TOEICでの英文は「具体的な話」がそもそも大半なので、思ったよりも難しくはないですよ。
英文の構造をつかんで読むトレーニングをつめば、必ずできるようになります。
タイムマネジメント!どこから手をつける?
最初の短いシングルパッセージから順番にいくか、解ける問題から取り組むか・・。
個人の好み、スタイルの問題だと思いますが、スタサプの中で講師の関先生は、
「後ろからさかのぼってやって、だんだん楽になるやり方」でやっているとおっしゃってました。
ぼくもどうやらこのスタイルがあっていたようで、うしろから攻めたときに、はじめて時間内に解ききる事が出来ました。
今は、最初の14~15問(マークシートでいうと、一行半くらい)やって、あとは後ろのトリプルパッセージからさかのぼるハイブリッドです。
これだと、最初の簡単な問題の取りこぼしが少なくなるし、早いうちにトリプルをやっつけておくと、やっぱりラクに感じます。最後にシングルの長文のむずかしいやつが残って焦る事もありますけどね(笑)。
簡単ですが、ぼくなりにPart7のコツをまとめてみました!
英語の基礎力と体力がいやというほど試されるのがこのパートです。地道な努力は避けて通れないですけど、やればやっただけ、結果は出ますよ!頑張りましょう!
最後まで読んで下さってありがとうございました!
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