パート1が終ってホッとしたのもつかの間、突然パート2(応答問題)が始まります。
ボクは最初、このパートが最も嫌いでした。
文が短いので、一度聞き逃すとリカバリーが難しいですし、「あ、やばい!」と思った時に、リズムを崩しやすいです。
でも、コツをつかんで相応の練習をすれば、逆に得点源にできます。
ボクが意識して本番に臨んだ,3つのポイントをお伝えします。
ボクはこんな人!
地方銀行勤務の、現役サラリーマンです。
高校時代、予備校の模試で英語の偏差値37。
大学在学時に受けた英検2級不合格。
長らく英語から遠ざかるも、一念発起しTOEICの勉強開始。独学で、現在のスコアは905点。
この記事を読んでわかること
- 出だしに注意!ちょっとしたコツ。
- 「変化球」に気をつけろ!直接的な応答ばかりとは限らない。
- 完璧主義は捨てよう!
出だしの2語に集中しよう!
パート2は、短文での、「質問に対する答え」という構造なので、最初に疑問詞(あるいはbe動詞)が多くきます。
会話の印刷がないので、ホントに「耳だけ」が頼りです。
よく、「最初の疑問詞(Where、とかWhen、Howなど)や主語に全力で集中せよ!」って言われますが、最初の一語だけ集中して聴いても正解までたどり着けない事が多いです。
ボクが気をつけているのは「最初の2語まとめて集中!」です。
最初の疑問詞や主語のあとに、is とかdid、areとかwere、あとはyou、have (has)などが来るのですけど、これが意識していないと、全然聴こえないです。
しかもはっきりと発音されないので、?となります。
普段の勉強から、2語まとめて聴く訓練をしておくと(あるいは2語目にこそ集中)いいかなと思います。
セットで聴き取れれば、時制の区別などがしっかりとできて、「ひっかけ」を回避できて、正解の選択肢は大幅に絞り込めます。
変化球に注意!
パート2では、素直な応答に加えて、「変化球」がかなりの割合で混じってきます。
例えば
「AとBのどっちが好き?」「Aだよ。」などの普通のやりとりに対して、
「AとBのどっちが好き?」「実は私はCが好きです。」みたいな。
これは、練習を積んで慣れておかないと、パニックになります。
こういうパターンがある、と知っておくだけでも、「捨て問題」がかなり少なくなると思いますよ。
リズム重視!あきらめも肝心!
TOEICのリスニングパートでは、リズムを絶対に崩してはダメです。
粘って考えても、答えは絶対に出ないので、「あ、わかんない!」と思ったら最初の直感を信じてマークし、次の準備をしましょう。
この覚悟が出来ていないと、引きずってしまい、あわせて何問も落とすことになります。
パート3,4でもそうですが、よほどの上級者ではない限り、「これはわからん!」という問題が必ずあります。
ここで迷わず進むために、あらかじめマークする記号を決めておくといいかもですね。
目指すスコアにもよりますが、パート2でしたら800点台くらいの人でも2~3問は普通に落とすと思います(自分もそうです)。完璧主義は禁物です。
以上、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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